潜水服は蝶の夢を見る

潜水服は蝶の夢を見る

潜水服は蝶の夢を見る

この前見た映画があまりにも素晴らしすぎたので、原作本を買いました。映画もよかったのだけど、本はさらに素晴らしい。本を読んでるのに、映画の映像が思い出されて何だか二重に幸せな気持ちで読み終えた。これがいいのか悪いのかは、判断がつかない。原作の本に色がつくのは正直あまり好きではないから。
この本は最初の数ページ読んだだけで、すごさが分かる。短いエッセイのような感じが続くのだけど、本当にこれを瞼だけで書いたのが信じられない。
脳卒中で自分の意識はそのままなのに、体の自由をすべて奪われた人。自由になるのは左目のみ。
映画もまた見ようと思う。きっとまた新しい発見があるだろうな。映画化されて本当によかった、こんなすごい本に出会わせてくれたから。